いわずと知れた比叡山延暦寺は、近代仏教の母山とされ、この現代においてもその静謐な山のあちこちにて多くの僧が修行をされるという特別な地です。藤波源信大阿闍梨はそんな比叡山延暦寺にて満17歳で得度され、翌年から平成の生き仏といわれた故酒井雄哉大阿闍梨の千日行に随身され、ご自身も昭和59年に回峰行初百日行を達成されました。その後、比叡山を降り僧侶を辞めて一般社会人として会社勤めを経験された後、平成5年に「山家学生式」による十二年籠山行に身を投じられ、同時に千日回峰行の修行に入られました。そして、平成15年9月18日に千日回峰行を満行され、同年10月19日に参内加持。そして、平成17年に十二年籠山を円成されました。

平成25年、師匠の故酒井雄哉大阿闍梨ご逝去に伴い、長壽院の住職に就任され、現在、不動堂での護摩供の他、稀代の修行僧としての経験を生かした法話会や講演会を通じて、多くの方々との触れ合いを大切にされています。講演を聞かれた一般聴衆者の多くの方々は藤波源信大阿闍梨の過酷な修行の話とそこからの学びの話が心に響いたと大好評です。

今、この現代を生きる私たちの心に響く言葉、藤波源信大阿闍梨の講演会を実施に是非ともご協力くださいませ。