NPO法人文華舎理事、元 滋賀大学経済学部助手・同経済短期大学学部教授、米国ノースウェスタン大学客員研究員(文部省在外研究員)、龍谷大学社会学部教授、星城大学経営学部教授

法雲俊邑先生は長年にわたり大学で教鞭をとられ、数々の本や論文を著されてきました。現在は「東草野まちづくり懇話会」など過疎化地域対策など現代山村がかかえている諸問題に精力的に取り組まれています。

 

 

法雲俊邑先生 略歴

 

昭和23年(1948)1月生まれ・滋賀県米原市(旧伊吹町)出身、

日本の経営工学者、真宗大谷派観行寺住職

  

学 歴

大谷大学文学部卒業、

愛知学院大学大学院博士前期課程修了・修士、

Ph.D.「情報社会学博士」、

中国湖南工学院大学名誉教授

  

職 歴

昭和46年 滋賀大学経済学部助手、

昭和63年 同経済短期大学学部教授

昭和62年 米国ノースウェスタン大学客員研究員(文部省在外研究員) 

平成元年 龍谷大学社会学部教授

平成15年 星城大学経営学部教授

平成30年 星城大学客員教授

令和4年 星城大学退職

この間、静岡大学経済短期大学部、聖泉短期大学、甲南大学経営学部、京都橘女子大学 文学部、岐阜聖徳学園大学経済情報学部、愛知学院大学商学部の非常勤講師を歴任 平成20年から中国湖南省の湖南工学院大学との研究交流に寄与 日本情報処理学会(シニアー会員)、日本経営工学会(評議員)、日本経営情報処理学会、日本経営学会、工業経営研究学会(理事)、日本社会学会、関西社会学、等の会員 専門分野 「企業等の組織におけるコンピュータの有効活用」情報工学、経営工学、経営情報学、情報社会学を専門とした。

主な研究証跡として下記のものがある。

昭和45年4月~昭和46年7月、小型コンピュータを利用した中小企業の一般経理(自動仕分け)・販売管理(オンライン管理)業務の開発、

昭和60年7月~昭和63年7月、パソコンLANの開発、(我が国の初期)

平成2年3月~平成4年3月、自動車修理工場のトラブルシューティング(TS)・システムの開発、

平成7年1月~平成9年1月、携帯電話の電波有効利用に関する研究 

  

社会活動

滋賀県工業技術センター・アドバイザー、

岡山県中小企業振興長期基本計画策定委員会委員、

滋賀県中小企業振興構想策定委員会委員、

彦根地区バルブ業界に係る産地の特別診断委員、

滋賀県産業振興構想策定委員会委員、

滋賀県中小企業団体中央会・アドバイザー、

(財)関西経営システム協会運営委員・評議員、 

滋賀県地域計画研究所大津・草津テレトピア構想委員会座長、

中小企業総合事業団登録情報化推進専門委員、

滋賀県工業技術振興協会FAコンソシアム研究会主査、

滋賀県高度情報化推進会議「地域情報化事業部会」部会長、

郵政省近畿電気通信監理局「中山間地域における高度情報通信システム」研究会委員 座長、

大津市総務部電子計算組織運営審議会委員、

NTTの分離分割に関する検討委員会近畿部会座長、

郵政省近畿電気通信監理局「田園地域におけるインテリジェント・ネットワーク」研究会委員座長、

守山市「地域情報計画」研究会委員長、

長浜市「都市公園整備計画(仮称大通寺公園)」委員会座長等を歴任

平成22年から、湖北地域の過疎化対策に関するボランテイア団体を立ち上げて、長浜に「湖北移住交流センター」を設立し、代表理事として、県・市等の委託を受けて空き家対策と、都市からの移住促進活動を行った。令和3年に長浜市の機構に吸収合併。

同じく米原市に「空き家対策研究会」を立ち上げて、代表として、市の委託を受けて空き家対策と、都市からの移住促進活動を行っている。

また、地元の米原市東草野地域でも平成19年に「東草野まちづくり懇話会」を立ち上げ、以来、座長を勤め地域の過疎化対策と持続可能な地域社会づくりに尽力している。

令和3年度に 米原市から「市政功労賞」を滋賀県市町村振興協会から「社会貢献賞」を受賞している。

  

研究表彰等

昭和47年11月、日本帳票管理協会より論文賞2位を受賞

平成9年6月、日郵政省近畿電気通信監理局長より「情報通信研究の功労による」表彰

   

著 書  

『企業情報システム~高度情報化の展開とその対応~』(P.279)初版、昭和62年5月、杉山書店

『経営工学』経営情報学講座第9巻(P.169)、初版 平成元年4月、オーム社 監修、

井戸伸彦著『新しい情報ネットワーク教科書』(P.165)、初版 平成19年4月、

オーム社 他、共著10冊、論文100編