令和7年(2025) 巳

こうして皆様と新年をともに迎えられましたことに心より感謝申し上げます。

今年の干支は「巳」ということで、なんでも十二支の中では一番人気がないそうですが、巳年の私とはしてはがんばれ「巳」の気持ち満載です。

滋賀県びわ湖の守り神といえば竹生島の弁財天様です。別名宇賀神ともいわれ、頭に白蛇をまつられています。金運の象徴とされ、商売繁盛や事業の成功、また知恵や芸術の分野にも御利益があるとされ、滋賀県屈指のパワースポットとして人気が絶えません。私は昨年10月に久々に参詣に行ってきたのですが、まことにありがたいことに9日間限定の「竹生島宝厳寺 観音堂本尊秘仏御開扉」開創千三百年特別拝観をさせていただき、さらにご住職にも拝謁でき、ご縁に感謝の参堂となりました。

昨年はいいこともいっぱいありましたが、定番のやらかしもいっぱいあり、実に多くの方々のやさしさに助けていただいての一年でした。そして明けた令和七年(2025)、今年はなにをするべきか?

もう決まっている予定もありますが、全然決まっていない予定もあります。したいことは山ほどありますが、したくないこともたくさんあります。頼まれて成功することもありますが、望まない結果になることもあります。

はてと、どうするべきか?

 

延暦寺長寿院の藤波源信大阿闍梨の色紙の言葉・・・。なんて書いてあるか、初めは読めませんでしたが、これは「楽楽楽」(さんらく)」と読みます。もちろん「楽」をすることではありません。「楽しみ」がいっぱいという意味です。なるほど、「楽しみ」を活動指針の真ん中において過ごした一年は私史にはなかったなと考え、この「楽しみ」を軸にいろんなことにチャレンジしたいと思います。

私もNPO法人文華舎もまだ途上です。古いとらわれから脱皮して皆さまとともに新しい一歩一歩を進めることがなによりもの希望となります。ともに「楽楽楽」の精神でこの一年を構築できれば幸いです。

どうぞ、よろしくお願いします。

令和7年1月1日 細溝高広

追伸、アイキャッチ画像は延暦寺観明院の宮本祖豊師の「旭光」です。謹載させていただきました。

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