長浜築城・長浜開町450年『秀吉が長浜時代に抱えた諸将と天下の分け目』-湖北民衆の苦悩と大通寺御坊の建立-
長浜築城・長浜開町450年を記念して、当法人理事で元大学教授の法雲俊邑さんが一粒書房さんから表題本を上梓されました。
現長浜市の長浜はその昔今浜といい、主君信長から初めて領地を賜った豊臣秀吉が、信長に敬意を払い、今浜から長浜に改名したことから町の歴史は始まり、今も豊臣秀吉公を祀る豊国神社をはじめ、大阪城から運び出されたとされる秀吉の木像をまつる知善院など秀吉にゆかり深いスポットがたくさんあります。
このたび法雲先生が上梓された表題の本はそんな秀吉を主軸にしながらも、それらを支えた民衆を主人公に書かれており、秀吉の後を継いだ石田三成の長浜、そして関ケ原の合戦後(敗者の本拠地)の民衆の意(こころ)を長浜や湖北地域の仏教の歴史ともに紐解かれています。
また、当法人名誉会長の井伊直岳さんも帯にメッセージを添えられています。
滋賀県というと目立たない地味な県で有名です。さらに湖北地域といいますと、NHKの大河ドラマで何度も登場するほど日本でも屈指の歴史エピソードの宝庫でもありますが、だれもそれを商売に結び付けようとしないので、観光ではいつもそこそこ客足で、まるで盛り上がりません。滋賀には興味はあるが行くにはちょっと・・・という方は、まずはこの本から、滋賀長浜・湖北地方をご堪能いただければ幸いです。
題名 『秀吉が長浜時代に抱えた諸将と天下の分目―湖北民衆の苦難と大通寺御坊の建立』
著者 法雲 俊邑
価格 ¥1,980(本体¥1,800)
版元 一粒書房(2024/11発売)
サイズ A5判/ページ数 179p/高さ 22cm
商品コード 9784867433003
NDC分類 216.1
Cコード C0021