深田虹心 『刻字』個展のご案内
刻字とは、書道の一分野といわれ、平面の作品が「書道」立体化したのが「刻字」であります。この芸術分野を知る人は少ないかも知れませんが、知っている人の中には熱烈な愛好家がおられる芸術分野でもあります。
深田虹心先生は、立体書道家山田虹赤先生に師事され、刻字を始められました。平面の書に対して立体の刻字は、木の素材探しから始まります。そして書体が必要となりますが、虹心さんは古典をもとに自ら揮毫され、自身の文字をノミなど巧みに使って刻字されます。そして彩色を施されて完成となりますが、一作品が出来上がるまでの手の込みようは平面の書道とは違い木彫作品ともいえます。
日本人の生活の中で切っても切れない書。特に漢字は文字の中に意味を持ち、時としてそれは希望や元気を与えてくれます。虹心先生の刻字には、そこに愛も感じます。日々の生活のワンシーンに是非とも虹心先生の刻字を添えていただけましたらと願います。
このたび、以下のように個展を開催されます。
ご作品は本当に素晴らしいです。是非ともご覧になりにお出かけください。
・作家 深田虹心
・日時 2025年6月24日(火)→6月29日(日) 11:00→18:00 (最終日は17:00まで)
・場所 art gallery HAKUHOU-DOH 京都市左京区岡崎円勝寺91-99 075-771-9401
・催事 刻字ワークショップ(要予約)
2025年6月24日(火)、28日(土)、29日(日)
13:00→(90-120分程度)、人数1-2名程度

