NPO法人文華舎 1周年を迎えて
畏まり。
最近ではあまり使われなくなった言葉でありますが「かしこまり」と読みます。
日本の古語、大和言葉で意味は、恐れ謹むこと。尊貴な相手の行為をもったいなく思い恐縮すること。感謝の言葉。お礼。謝辞などです。
令和3年4月1日にNPO法人文華舎を設立させていただき丸1年を迎えることができました。新型コロナのまん延、緊急事態宣言、東京オリンピック・パラリンピック、滋賀県北部の大雪、ロシアのウクライナ侵攻と大変暗い世相の1年で、先が見えずに一進一退の繰り返しでしたが、気がつくと実に多くの方に支えられ、皆様と共に駆け抜けた1年でした。まさに、畏まり。この1年の経験は他に代えがたい貴いものとなりました。
つい最近まで春が来ることなど考えもしませんでしたが、事務所近くの彦根城での散歩中に桜のつぼみの膨らみを見て、春がもうそこにスタンバイしているとハッとしました。
「日々是好日」どんな1日であろうともそれはすべて好き日である。すべては心のあり方次第、畏まり。今期はこれで行きます。皆様、NPO法人文華舎第二幕、何卒ともよろしくお願い申しあげます。
令和4年4月1日
NPO法人 文華舎 代表理事 細溝高広